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ホームページで成果を出すには?

ホームページで成果を出すための最大のポイントは、
お客様のことをどれだけ深く正確に理解しているかです。

ホームページで成果を出すには、テクニカルなことが重要になると思う方が多いです。たしかにテクニカルな部分は必要で、それは否定しません。しかしもっと重要なことは、お客様のことをとことん理解することです。お客様のことを理解していないと、ホームページで成果を出すことはできません。逆説的に、よくある勘違いを紹介しながら成果を出す方法をお伝えします。

01品質が良ければ成果が出る

提供している商品サービスの品質が良ければ、ホームページで売れると思ってしまいがちです。しかし、物が世の中に溢れている現代においては、品質が良いのは前提でしかありません。品質が悪い、粗悪品が売れることはありますが、長続きはしません。

自分だけではなく、競合も良い品質の商品サービスを提供している前提で、それをホームページでどのように伝えるか、伝え方で成果に大きな差が出ます。品質に自信がある場合、多くは複雑な過程があり、その複雑さが仇となって分かりやすさが欠けてしまって成果が出ないという矛盾を抱えてしまいやすいのです。

人は考えさせると狙った行動を取ってくれません。頑張って理解しようとは思いません。頭の中に具体的にイメージできないものは購入しません。分かりやすく伝えると、簡単に理解できて、具体的なイメージを持つことができます。

品質は良い前提で、いかに読み手に分かりやすく伝えられるかが成果を分けます。

02デザインがオシャレで格好いいと成果が出る

前衛的なデザイン、オシャレなデザイン、格好いいデザインのホームページだと成果が出ると考える人が後を絶ちません。気持ちはとてもよく分かります。第一印象が大事という話もよく聞きますし、デザインで第一印象で差別化できたら、有利になれそうな気がしてします。でも、アパレルとか美に関わるビジネスでなければ、はっきり言ってデザインが成果に与える影響は小さいです。

古臭いデザイン、素人っぽいデザインではもちろんいけません。第一印象で検討の俎上から落ちるようなレベルのデザインでなければ、それで問題ありません。デザインは補助的な位置付けでしかありません。どう考えても、中身の方が重要だと思いませんか?

BtoC向けの商品サービスを取り扱っている場合はなおさらです。BtoC型のビジネスの場合、アクセスの約9割がスマートフォンからになります。パソコンで見ると「お~格好いい!」「すごい素敵!」と思うデザインでも、スマートフォンではあまりよく分かりません。小さな画面ではデザインが見えるスペースはあまり無く、どれだけオシャレでもパソコンのようには見えません。

デザインよりコンテンツです。「誰が何をどのように」伝えるかの方が何十倍も成果に与える影響が大きいのです。

03アクセス数が多いと成果が出る

これは、「ホームページ成果の公式とは?」でも書きましたが、本当に多くの人が勘違いしています。アクセス数が少ないよりは多い方が良いのは間違いありませんが、意味の無いアクセスをたくさん集めても自己満足にすぎません。あなたのターゲットである見込客からのアクセスを集めなければ、成果が出ることはありません。

つまり、そもそもターゲットの明確化ができていないと、ホームページでは結果を出しにくいのです。ホームページは基本的に一方通行に情報を伝えることになります。ホームページに書いている内容以外のことは伝えられません。ターゲットがあなたのホームページを読んだときに、「ここは他の会社と違って、自分のことをよく分かっている」「ここにお願いしたら、大丈夫そう」と思ってもらう必要があります。

ターゲットが広ければ広いほど、抽象的な書き方になってしまいます。具体的に書いていないと、自分事として捉えられません。具体的に書こうと思うと、必然的にターゲットが絞られていきます。ターゲットが絞られると、抽象的で間口を広げたホームページよりアクセス数は減ります。でも、アクセスする人は濃くなります。

薄いアクセスをたくさん集めるより、少ない濃いアクセスを集める方が、ホームページの成果は出ます。

04SEO対策すれば成果が出る

「アクセス数が多いと成果が出る」と似たような内容を含むかもしれません。なぜなら、SEO対策をするのは上位表示をするためで、上位表示をするのはアクセス数を増やすためだからです。しかし、ここでは目的であるアクセス数を増やすということではなく、SEO対策というテクニカルな対応に力を入れてしまうことを意味します。

SEO対策に関するテクニックやノウハウは、検索をすれば大量にヒットします。検索結果を見て、素人でも真似ができる内容がたくさんあります。タイトルや見出しにキーワードを入れるとか、ディスクリプションの書き方とか。しかし、インターネット上にある情報は多くの人が目にすることができ、既に同じようなことを実践済みの人がたくさんいる証拠です。

形式的に対応できるSEO対策では限界があります。プロは形式的な対応ではなく、もっと深くSEO対策を理解して実施しています。そのため、素人とSEO対策にはまると多くの場合は、時間を浪費するだけで終わります。時間は有限なので、より本質的な内容であるコンテンツ作成に注力すべきです。

ターゲットに役に立つ、価値のあるコンテンツ作成に時間をかけることが成果に直結します。

05まとめ

ここに挙げた4つのことをまとめると、

  • ■ターゲットの問題解決にとって役に立つ、価値ある情報を
  • ■ターゲットに分かりやすく伝える

ということになります。

これができるためには、ターゲットであるお客様のことを深く正確に理解する必要があります。お客様が日常的にどのような悩みや問題を抱えているか。どのような願望を持っているのか。どのような言葉や表現を使っているのか。どのような情報を、どのように伝えると安心感が得られ、信頼してくれるのか。とことん理解するのです。

対面であればお客様とのやり取りの中で調整することができます。しかし、ホームページは書いている内容は変えられません。書いていること以上のことは伝えられません。ホームページというツールの特性を踏まえて、しっかりターゲットと向き合ったコンテンツを作ることが、成果につながります。

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