制作会社のウェブサイトは、似たようなことが書いてあるので、どこに依頼しても変わらないのでは?と思うかもしれません。
ウェブサイト制作会社といっても、集客や採用などで成果を出すためのウェブサイトの制作をしている会社があれば、会社案内としてのウェブサイト制作をしている会社もあります。得意な業界も異なります。たとえば「クリニックのサイト制作が得意な会社、その中でも歯科医院が得意な会社。士業が得意会社、その中でも税理士が得意な会社。」といった感じです。
集客や採用で成果を出すために得意な方法も異なります。WEB広告とLPで成果を出すのが得意な会社、ブログ記事で成果を出すのが得意な会社、SNSを使って成果を出すのが得意な会社などがあります。
ウェブサイトを作る目的を達成できそうか?そのための方法があなたに合っているか?などから依頼するのが良いです。
今はCMSという、ウェブの専門知識がなくてもウェブサイトを作れるソフトウェアがたくさんあります。そうしたソフトウェアを使って自作しても、外見はある程度の品質のウェブサイトを制作することができます。
起業するときに、とりあえず会社紹介のためのウェブサイトを作っておきたいという目的なら、自作で十分です。
集客や採用のためにウェブサイトを作るという目的の場合は、自作は時間と労力を浪費する可能性が高いので、餅は餅屋で専門家に依頼するのが良いです。マーケティングとセールスライティングのスキルがある場合は、自作でも良いです。ただし、CMSはレイアウトの自由度が低いので、デザインまで含めて作り込みたい場合は制作会社に依頼することをお薦めします。
ウェブサイト制作会社は、ウェブのプロなんだから丸投げで、良いもの作って欲しいと考えてはダメです。
制作会社が丸投げで制作するウェブサイトは、誰が制作しても同じような、一般化された内容になってしまいます。具体性に乏しく抽象的、特徴が無く個性がないウェブサイトになります。
良い=求める成果を出すウェブサイトを制作するには、クライアントのお客様のことを深く理解する必要があります。クライアントの業界の実績が豊富で得意でも、そのお客様のことは分かりません。もちろん、一番よく知っているのはクライアントご自身なので、一緒に制作することでお客様の心に響く、感情に訴えるウェブサイトを制作することができます。
商品サービスの品質が良ければウェブサイトで売れる、ということはありません。これは対面での販売であっても同じです。品質には自信があるから、売れないのはウェブサイトに問題があるからだというのは、ある意味正しくてある意味正しくありません。
これだけ商品サービスが溢れている時代ですので、品質が悪ければ売れません。もはや、品質が良いのは前提になっています。品質が良い前提で、どのようなメッセージを伝えるか、ウェブサイトに反映するかが重要です。
同じ商品サービスでも、メッセージを変えるだけで、何倍も売れ行きが変わるのがウェブの世界です。
流行りのデザイン、洗練された綺麗なデザイン、そういうウェブサイトができると確かにテンションが上がる気持ちは分かります。デザインコンテストに出る訳ではありませんので、必要以上にデザインに力を入れる必要はありません。
もしあなたが、アパレルや美容関係の業界でなければ、100点を目指すのではなく70点を目指せば十分です。デザインが格好良いから、綺麗だから、この病院に行こう、この弁護士の先生に依頼しようとはならないからです。
第一印象でさすがにこれはダメと思われるデザインでなければ、ウェブサイトで伝えている内容と伝え方で成果が出るか出ないか決まります。お客様を獲得するという目的から逆算して、大切なマーケティングにより時間をかけることをお薦めします。
アクセスは多いに越したことはありませんが、たくさん集めれば成果が出るというものでありません。
しかし、アクセス数には中毒性があって、アクセス数が増えると嬉しくなって、アクセス数を増やすことが目的化してしまいます。大切なのは、あなたのターゲット顧客に、商品サービスに興味をもってもらい、ウェブサイトにアクセスしてもらうことです。
ターゲット顧客からのアクセスでも、ウェブサイトにアクセスしてもらった後に、お問い合わせ等に繋げる導線設計がなければ意味がありません。最終的にお問い合わせ等をするお客様のアクセスが、アクセス全体のどの程度の比率になるかが重要です。
アクセス数に一喜一憂せず、本当に価値があるアクセスを獲得できているかに注意を払いましょう。
インターネット黎明期は、ウェブサイトを作りさえすれば更新をほとんどしないでも成果を出せました。しかし、日々同業他社のサイトが増えている今の時代、更新しないで成果をだすのは非常に困難になっています。
ウェブサイトを公開したら、より高い反応が得られるように更新することが欠かせません。お客様の声に耳を傾けて、お客様の心に響く、感情を動かすにはどのようにメッセージを発信すればいいか?を追求し続けましょう。ブログを使って、お客様が知っておくと良い最新の事例や情報を提供するのも効果的です。
ウェブサイトは公開した後に、更新しながら精度を高める。ウェブサイトを育てる考えで運用すると成果に繋がります。
まずはお気軽に
ご相談ください。
対面またはオンライン(ZOOM)で、
お話をじっくり聴かせていただき、
真摯にご回答させていただきます。