WEB活用
From:馬場宏
川崎市の溝の口オフィスより、、、
インターネットで「ホームページ制作会社 選び方」と検索すると、たくさん検索結果が表示されます。
でも、どれも難しくし過ぎで、どうやって選んだらいいか余計に分からくなったという話を聞くことがあります。
そこで、とってもシンプルですが、でも、私が専門家として選ぶならこうするだろうと思う方法をまとめました。ポイントをかいつまんで理解するだけなら数分でできるので、是非お読みください。
以下では、「塗装会社で塗装職人の求人応募を集めるホームページを作りたい場合を例」に記載しますので、あなた自身におきかけて自分はどうなるか考えて読んでください。
①お客さんを集めたいのか?
②求人応募を増やしたいのか?
③ブランディングしたいのか?
④形だけ作っておきたいのか?
①~④のうち、どれに当てはまるでしょうか?
塗装会社で求人応募を集めたいので②になります。
ひとつだけ注意点があります。こういうのはダメです。
④の形だけ作っておきたいになるけど、あわゆくば①の集客できるようになったらいいと思っているので、①と④の両方みたいなものです。
これは目的を明確にできていません。もし集客できるホームページにしたいならそれを目的にすえなければ実現できません。必ず1つだけ選んでください。
大手のホームページ制作会社でなければ、全業種が得意、すべての目的を実現するのが得意ということはありません。数名や一人でやっている制作会社であれば、マーケティングにかかる工数から考えて現実的に全業種で自信あります、とは言えません。少なくとも当社は絶対にそんなことは言えません。
①建設業の会社のホームページの制作実績があるか確認してください。
②さらに、塗装会社のホームページの制作実績があるか確認してください。
建設業の会社の実績があることは必須で、塗装会社の実績もあればなお良しです。
あなたが外壁の塗装がしたいお客さんを獲得したいのではなく、塗装職人の応募を獲得したいのであれば、ステップ2-1で実績が確認できた会社の中から、
①求人応募獲得するためのホームページ制作の実績があるか確認してください。
お客さんを集めるのと、求人応募を集めるのに必要な知識やノウハウはまったく別物になります。
塗装会社の集客で実績のあるホームページを作っていても、塗装職人を集めるホームページを作ったことがなければ、ノウハウのない会社に依頼することになってしまいますので、気を付けてください。
ステップ2まで終わったところで、建設業の会社もしくは塗装会社の求人応募を獲得するホームページの制作実績がある会社が候補として絞られているはずです。
今度は、制作したことがあるという意味での実績ではなく、成果を出しているという意味での実績を確認します。そのために、お客様の声を確認します。
ほとんどすべてのホームページ制作会社が「売上アップにつながります」「お客様が増えます」みたいなことを書いていますが、それが事実だとすると大変です。フリーランスを含めると本当に星の数ほどホームページを制作できる人がいて会社があるので、嘘を言っている人や会社がいることになってしまいます。
「売上アップにつながる可能性があります」「売上がアップする可能性が少しでも高くなります」とか、そういう書き方なら嘘ではないです。
で、制作を依頼する側としてはムダな投資をしたくないわけですから、本当に?と思うことは自然です。本当かどうか確認する方法は「お客様の声」を確認することです。
①お客様の声が載っているか確認してください。
お客様の声が1件も載っていないホームページ制作会社は実際の実績は分かりませんが、リスクが高いので避けるべきです。
②制作目的にあったお客様の声が載っているか確認してください。
塗装職人の求人応募の獲得を目的としているなら、「採用特設サイトを作ってもらったら1年で1名も応募が来なかったのが、平均して1ヶ月に5名応募が来るようになりました。」みたいなお客様の声がいくつか載っていたら、成果を出せる確率が高いと考えられます。
一方でそうしたお客様の声はなく、「こちらの希望をしっかり聞いて、素敵なデザインで作ってもらえて社員からも好評です。また途中でいろいろ追加で要望を出した時も柔軟に対応していただいて感謝してます。」みたいな、制作目的とは異なるお客様の声しか載っていなければ、制作実績はあっても成果の実績がない可能性があるので避けるべきです。
数字に直結する成果が出ると喜んでお客様の声を書いてくれます。写真で顔出しまではちょっととかはあっても、声は書いてくれます。成果が出ていないとお客様の声をくださいと依頼しにくいですし、お客さんもえ?っとなってしまいますので、成果に関するお客様の声が載っているホームページ制作会社を選ぶのが良いです。
ステップ1から3まではかなりシステマチックな選び方になります。感情的にどうとかは一切なく、成果を出すことにフォーカスして、一番、成果を出せる確率が高い制作会社を選ぶ方法です。だからこそ、超シンプルにすることができる、とも言えます。
とはいえ、発注する側も人間ですから、そこまで感情抜きに完全にシステマチックに選べない・・・という方もいらっしゃるかもしれません。そのようなときは、次のようなことを確認してみてください。
①ホームページ制作にあたってのコンセプトはなにか?
だれのどんな悩みを解決しようとしているのか?それはなぜか?そこにあなたが共感できれば、実績優先ではなく、依頼する理由になるかもしれません。
②会社の理念はなにか?
ホームページ制作という事業を通して地域に社会にどのように貢献しようとしているのか?ここが共感ポイントになるかもしれません。
③代表者の想い
これはすごく範囲が広いですが、ホームページ制作に対する想いかもしれませんし、お客さんに対する想いかもしれませんし、社員に対する想いかもしれません。
求める変化、結果を手に入れるためにはホームページ制作会社を選ぶときには、
1.ホームページを作る目的を明確にする
2.制作実績を確認する
業界他社での制作実績があるか、制作目的に関する制作実績があるか
3.お客様の声を確認する
そもそもお客様の声が載っているか
制作目的に関して成果実績に触れたお客様の声が載っているか
たったこれだけです。
システマチックすぎるときは、コンセプトや会社理念、代表者の想いや会社設立のストーリーなどを確認して、強く共感して是非取引をしたいと思うようなら、それを貫くのも良いです。