WEB活用
ホームページを更新しない会社はたくさんあります。これは非常にもったいないことです。
ホームページを更新しないと、商品サービスの購入はもちろん、問い合わせをしてもらうなどの成果を出すことはできません。
これは事業そのものと同じことです。事業を行う以上、目標を達成するために、発生する課題を解決し改善していくはずです。
ホームページを更新しない会社は、情報が古いことでマイナスの印象を与えてしまったり、クレームに繋がってしまったり。もちろん、検索順位が下がってしまったり。いろいろなデメリットが発生します。
この記事では、具体的にどのようなデメリットが発生するのかを解説します。ホームページを更新することの重要性を理解して、今後の更新に繋げていただければと思います。
これは、結構見かけますよね?
最新情報やお知らせを作っているのに、何年も前の情報が最新になっているケースです。例えば、今日が2018年7月11日ですが、近くの耳鼻科を探そうとホームページを見たら、2014年11月にアップされた最新情報が一番新しい情報だったら、あなたはどう思いますか?
「この病院大丈夫かな?もしかして、あまり患者が来ていないのかな?そもそも、この病院潰れてたりして・・・行ってやっていなかったら嫌だな・・・電話して聞くのも面倒だし、他に近くの耳鼻科ないかな?」
最新情報を更新しない会社のホームページを見た人は、不安を感じるのです。
「そんなことは言われなくても分かっている」と思った方もたくさんいるでしょう。
しかし、分かっていてもホームページを更新しない会社が実際にとても多いのです。
更新をしない理由はどうあれ、見た人がどのように感じるか?その事実以上に大切なことはないはずです。お客様にとっては理由は関係ないからです。
ホームページという言葉が出てきただけで、何か特別に考えてしまう方も多いので、紙媒体で考えてみましょう。
もし、あなたの会社が今年(2018年)お客様にお渡しするパンフレットに、2014年の売上高までしか載せていなかったら?2015年の従業員数が載っていたら?受け取った会社の方はどう思うでしょうか?
あなたがお客様の立場だったら、仕事をお願いできますか?紙媒体だと当たり前に思うことが、ホームページになると当たり前でなくなってしまうケースが非常に多いです。でも、紙もホームページも変わりません。
きちんと情報を更新して、ホームページを見るお客様に不安を感じさせず、安心感を感じてもらいましょう!
商品サービスの機能や提供するサービスの範囲、価格などの情報を更新しない場合におこることです。
商品サービスに関する情報を更新しないで、
古い情報を載せていると最悪クレームに発展する可能性があります。
例えば、ホームページにコーチングのメニューとして1時間2万円と記載があったとします。でも、実は価格改定があって1時間2.5万円になっていたら?お客様が価格改定前の値段を見て安いと思い問い合わせをしたらどうなりますか?
「は?ふざけるな!」ってなりますよね?ホームページに書いているんだから、その値段で提供してくれって。
さすがに値段が変わったら更新する、と思うかもしれません。
では、サービス内容はどうでしょうか?
例えば、起業コンサルタントがサービス内容の1つに「あなたのキャッチコピー候補を3つ作ります。その中から1番しっくりくるものを選んでください!」と書いているとします。でも、キャッチコピー作りの精度が上がり、1つ案を作るだけ、その分時間をかけて考えるように変えたとします。3つ候補を考えてくれることに価値を感じた人が、古い情報を見て問い合わせたら、どのように感じるでしょうか?
ホームページは、インターネット上で不特定多数の人に発信をしているのです。ですから、その情報は会社の最新の状態を反映しているべきです。見るに人にとっては、ホームページで公開されている情報が最新で正しいものだと思うのですから。
面倒で更新できないとか、更新のやり方が分からないとか、ホームページ制作業者に運用委託していないからとか、、、そんなことは、ホームページを見る人には一切関係ありません。
他の記事で何度も書いていることですが、検索順位は検索ユーザーの検索意図に合った(キーワード検索による質問とその回答の関係)ホームページが上位に表示されます。
検索エンジンというサービスを提供するGoogleからすれば当然です。キーワードを入力して、検索を実行する。その結果、ユーザーにとってキーワードに対する答えとしてより良いホームページを、検索結果一覧に表示できることがGoogleにとってのサービス品質向上なのです。
また、ホームページのコンテンツが増えなければアクセスが増えていきません。更新されてコンテンツが増えていくホームページだからこそ、またあのホームページを見てみたいというホームページへの再訪が増えるのです。
更新をしてページを追加しているホームページと、更新しないでページが増えないホームページ、どちらがよりアクセスが多くなるでしょうか?Googleは、どちらのホームページをより上位に表示することが検索ユーザーへのサービス品質向上と考えるでしょうか?
このように書くと、とにかく頻繁に更新すれば良いと勘違いする方がいらっしゃいます。でも、それは違います。
いくら頻繁に更新をしても、内容のない、質が伴わないページをいくら増やしても意味がありません。先ほども書きましたが、ユーザーの検索意図にあった内容でなければなりません。そして、その中でもより検索ユーザーに価値ある情報を提供できなければ上位に表示されません。
中には、毎日更新した方が良いと聞いたこと、見たことがあるという人もいるでしょう。これは、本質を理解すれば、同じことを言っていることが分かります。
毎日更新した方が良いというのは、ブログ記事をアップする話で出てきます。この主張をされている方は、数稽古をすることで質が高まるため、特にブログをはじめたら最初のうちは毎日更新した方が良い、と言っているのです。あくまで本質は、情報の質の高さが大切ということです。
ホームページを更新しないと、閲覧する人に不安を感じさせたり、時にはクレームに繋がる危険性もあり、さらには検索順位が下がってしまう・・・そんなデメリットがあるとここまで書いてきました。
裏を返せば、定期的に更新することで、閲覧する人に安心感を与えられる。何度もホームページを見に来てもらうことで専門家として信用を獲得する。そして、ホームページの検索順位も上がっていく、ということです。
せっかく会社として時間とコストをかけて作るホームページです。作る以上は、売上、集客、求人といった成果に繋がるホームページにしたいはずです。そうであれば、更新しないという選択肢はないはずです。定期的に更新する覚悟をもってホームページを作ることが大切です。
その覚悟が無いのであれば、むしろホームページは作らない方が良いです。
ホームページを更新しないデメリットは分かった。分かってはいるけど、更新が難しいという方もいるでしょう。
定期的に更新していくには、お金をかけてホームページ制作会社に運用を委託するか、自社で簡単に更新できるように作るか、どちらかになります。
前者は、運用の委託をしていても、更新内容を伝えて更新してもらうという手間が面倒で、結局、更新しなくなってしまったという会社もあるでしょう。そのため、自社で簡単に更新できることが一番、現実的な解決策となります。
ワードプレスを使えば、ワードなどの文書作成ソフトと同じ感覚でブログを書いてアップすることができます。ホームページの各ページの文章も同じように修正することができます。自社でも十分に更新できると思いませんか?