読まれるブログ記事タイトルの付け方5つのコツ~初心者必見~

WEB活用

「ブログ記事のタイトルが、すでにあるものと似たようなものしか思いつかない・・・」
「タイトルで差別化したいと思っているけど、付け方がわからない・・・」
「ビジネスのブログ記事なので、品が無い煽るようなタイトルではない付け方が知りたい・・・」

このような悩みや疑問をお持ちではないでしょうか?

この記事では、ブログ記事を作成して「記事経由で検索流入を増やしていきたい!」と思っている人に、記事タイトルの付け方をマスターしてもらうコツを解説します。

ブログの記事タイトルの重要性

ブログの記事タイトルは、クリック率に影響を与える重要な要素です。

どんな中身に素晴らしく役に立つ、価値がある内容が書いてあったとしても、読まれなければまったく意味をなしません。キツイ言い方をすれば、ゴミ同然です。

つまり、クリックしてブログ記事を読んでもらうためにタイトルを工夫する必要があります。

現実には、検索順位1位~3位にランクインしていれば、タイトルを工夫しなくても多くの人に読んでもらえます。4位以降になると、検索結果一覧からのクリック率がまるで変わります。通常、検索結果の上から順番に見ていき、3位まではクリックして読んでも、4位以降はタイトルが気にならなければなかなかクリックされません。たった数位の違いですが、1位~3位と比べると大きな差があります。

つまり、4位以降は読んでもらえるかはタイトル次第、と言っても過言ではありません。

検索順位は結果論に過ぎないので、記事タイトルは毎回工夫に工夫を重ねて付ける必要があります。

記事タイトルの文字数

そんな重要な記事タイトルなので、見えるように30文字程度にします。

デバイスによって検索結果一覧に表示されるブログ記事タイトルの文字数が異なります。文字数が多く、タイトルが長くなりすぎると後ろが「…」と省略されてしまいます。

間違っても、タイトルの重要な部分が「…」で省略されないようにしましょう。

そのためにも、記事タイトルは30文字程度までにおさめます。

余談ですが、以前はキーワードはなるべく前の方に書いた方がSEO的に良いとされていました。しかし、今はSEO的に良いということは無いと言えます。キーワードを「…」で省略されない位置に書く必要はあるので、そういう意味でキーワードはなるべく前の方に書くように意識するのが良いです。

また、人は検索するときに、入力した検索キーワードを検索結果一覧の画面の中で無意識に探します。そして、タイトルを見るときに、視線は左から右に動きます。そういう意味でも前の方にキーワードが入っている方が、「探しているもの」と認識してもらいやすくなります。

読まれるブログ記事タイトルの付け方5つのコツと例

では、どのような記事タイトルを付けるとクリックして読んでもらえるでしょか?

ついつい気になって読んでみたいと思うものの代表例に、電車の週刊誌の中吊り広告があります。なんか、しょうもない芸能ニュースとかゴシップだな~と思ってもついつい気になりませんか?

でも、ビジネスブログとして書く場合は、煽り立てるようなタイトルや奇をてらったタイトルを付けると、品が無く怪しく思われます。そして、最悪、会社や自分のブランディングに悪い影響を与えることがあります。それは避けなければなりません。

しかし、ありきたりなタイトルにすると埋もれてしまうのも事実です。

そこで、ビジネスブログの記事タイトルとして、検索者が興味・関心を惹かれる付け方のコツを5つ紹介します。また、分かりやすいようにそれぞれ2つ例をあげて説明します。

付け方コツ1:数字を入れる

数字を入れることで、抽象的なものが具体的になるため、興味・関心につながります。

例1)相続でトラブルを起こさない生前に準備しておく3つのこと
「相続でトラブルを起こさない生前に準備しておくこと」と比較してどうでしょうか?「3つのこと」って何だろう?と数字を入れて具体的な数を示すことで、グッと興味が湧きませんか?

例2)仕事で1日8時間以上パソコンを使う人向け腰痛解消5つの方法
「仕事で長時間パソコンを使う人向け腰痛を解消する方法」と比較してどうでしょうか?長時間ではなく「1日8時間以上」とすることで、対象者が具体化されます。そういう人で実際に腰痛に悩んでいたら、「5つの方法」って何だろう?と気になると思いませんか?

付け方コツ2:メリットやベネフィットを入れる

検索者にとって手に入れたいメリットやベネフィットを入れると、興味・関心につながります。

例1)トラブルなしの円満相続を実現する生前に準備する3つのこと
コツ1の例に「円満相続を実現する」というメリットを追加しました。トラブルを起こさないというだけでなく、相続争いとかよく聞くけど円満に相続できたら良いな~と思っている人には、読んでおいた方が良いと、より感じさせると思いませんか?

例2)趣味のゴルフを思いっきり楽しむための腰痛解消5つの方法
同じ腰痛を解消する場合でも、コツ1のように原因を具体化するのではなく、「趣味のゴルフを思いっきり楽しむ」というメリットを伝えています。腰痛が原因でゴルフに行ってもフルスイングできず、リフレッシュのつもりが逆にストレスになっている人は、読みたい!となると思いませんか?

付け方コツ3:疑問形にしたり感嘆符を入れる

疑問形だと人間心理としてついつい答えを探そうとします。感嘆符が付いていると人間心理として無意識に注目してしまいます。そういう人間心理を活用することで、興味・関心につながります。

例1)トラブルなし!円満相続を実現する生前に準備する3つのことは?
疑問形と感嘆符の両方を入れてみました。コツ2の「トラブルなしの」より「トラブルなし!」の方が注意が向いてしまいませんか?「生前に準備する3つのこと」より「生前に準備する3つのことは?」の方が、何だろう?と答えを知りたいとなると思いませんか?

例2)5つの方法で腰痛解消!もう1度ゴルフを心から楽しみませんか?
こちらも両方入れてみました。「腰痛解消!」と感嘆符を入れることで、腰痛解消できるんだと注意が向きませんでしたか?相続の例とは違って答えを探す疑問形ではないパターンとして、Yesを引出す疑問形で「もう1度ゴルフを心から楽しみませんか?」とすることで、そのために腰痛解消の方法を知りたいと思うようにしています。

付け方コツ4:一般論や常識に反するなどのギャップを提示する

一般論や常識の範疇のことを書くと、脳にひっかかりがないためスルーされる傾向が強くなります。

一方で、一般論や常識に反することは脳が違和感を感じて、「え?なに?どういうこと?」という感じで、そのギャップに対する興味・関心につながります。

例1)円満な相続はない!トラブルを想定して生前に準備すべき3つのこと
いきなり一般論とは異なる「円満な相続はない!」と書くことで、「え?なに?嘘でしょ?やっぱりなんだかんだ揉めることになるのかな・・・」と思ってもらうことで、読んでみようと思ってもらう流れです。ただ、一般論や常識に反する内容があまりに非現実的だと「煽り」と思われて読まれません。

例2)腰痛は治りません~生活習慣の改善なしに~腰痛解消5つの方法
こちらもいきなり「腰痛は治りません」と一般論や常識に反することを書きました。え?と思って読んでみると、生活習慣の改善なしでは無理ってことか、じゃあストレッチとか体操とかではなくて、生活習慣を見直して腰痛を治す方法なのかな?他であまり見ないから読んでみようという流れです。

付け方コツ5:悩みや避けたいことなどネガティブな要素を入れる

人は欲求や願望を実現することより、悩みや痛みといったネガティブなことを避ける方を優先します。

そのため、自分が避けたい悩みや不安がタイトルにあると、読んでみたくなります。

例1)相続争いで家族に亀裂!?3つの生前準備でトラブルを回避する方法
「相続争いで家族に亀裂」と入れることで、相続争いで仲が良かった家族関係に亀裂が入って、兄弟の縁を切ることになるみたいなことは絶対に避けたいと思っている人に、読まないと!と思ってもらいます。悩みや痛みが深いものほど、読んでおこうという心理が働きます。

例2)腰痛解消5つの方法とは?今治さないと一生痛みが続く危険が!
「今治さないと一生痛みが続く危険が!」と入れることで、腰痛に悩まされている人であれば、絶対にこんな痛みが一生続くなんて嫌だと思います。では、どうしたら腰痛を解消できるの?知りたい!となるので読もうという心理が強く働きます。

記事タイトル変更時の注意点

タイトルに限らずブログ記事を作成したら、作りっ放しが一番よくありません。Google Search Consoleのデータを分析して改善してPDCAサイクルを回すことが重要です。

ブログ記事のタイトルも改善することがあり、変更内容は大きく2パターンになります。

1つはクリック率を高めるための変更、もう1つは検索順位を上昇させるための変更です。

検索流入のあるキーワードを誤って削除しない

クリック率を高めるために記事タイトルを変更する場合に、SEO対策していて検索流入のあるキーワードを間違っても削除しないように注意してください。

「まさか、さすがにそんなバカなミスはしないでしょ。」と思うかもしれませんが、あり得る話です。どうしたらもっとクリックしたくなるか?という部分は、言ってみれば枝葉の部分です。枝葉の部分に意識を向けすぎて、幹であるキーワードのことを忘れないようにしてください。

根拠のない感覚的なタイトル変更はしない

検索順位を上昇させるための変更をする場合は、Google Search Consoleのデータから、明確な根拠をもって変更をしてください。なんとなくこのキーワードを追加してみようという、根拠がなく感覚的な変更はやめましょう。そういう変更であれば、変更しない方が良いです。

では、どういう変更をすれば良いか?それは、記事を作成するときにはまったく想定していなかったキーワードで上位に表示されていて、かつ、もう少し順位が上昇する余地がある場合です。

たとえば、本記事は「ブログ タイトル 付け方」というキーワードでの上位表示を狙って作成し、記事タイトルを付けています。公開後、「タイトル 変更 注意点」で10位台になったとします。そうしたら、記事タイトルを「読まれるブログ記事タイトルの付け方5つのコツと変更時の注意点」に変更します。

それによって、「タイトル 変更 注意点」の検索順位が1ページ目にランクインする可能性があるからです。記事作成時に想定せず、順位上昇余地がある、という意味が分かったでしょうか?

検索結果に作成した記事タイトルが出てこない理由

ここまで、検索結果一覧に表示されたときに、どういうタイトルを付けるとクリック率が上がって、もっと多くの人に読んでもらえるか?をお伝えしてきました。

しかし、ブログ記事を作成して数ヶ月経っても、検索結果に一向に表示されない・・・とお悩みの方もいますよね。これに関しては、記事タイトル云々の話ではなく、記事の中身の作り方になります。そして、一番は検索する人の検索意図を満たす内容になっていないのが原因となります。

検索意図を理解して上位表示するコンテンツの作成方法は、こちらの記事をお読みください。
【SEO対策の基本】検索意図の重要性とコンテンツ作成への活用方法

まとめ

せっかく作ったブログ記事を一人でも多くの人に読んでもらうために、

・タイトルはクリック率の観点から重要
・30文字程度に文字数をおさえる
・タイトルは検索キーワードが省略されないようなるべく前方に入れる
・具体的に5つのコツを活用してタイトルを付ける
・タイトルも含めてデータをもとに改善をする

ようにしてください。

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