【SEO対策の基本の「き」】概要と理解が深まる知っておくべき本質

SEO対策

SEO対策の基本の「き」、本当に初めてSEO対策について学ぶ人向けの記事です。

まずはSEO対策の概要と、今後、中級・上級のスキル・ノウハウを学んでSEO対策を成功させるために、最初の段階で知っておくべき本質をお伝えします。本質と書くと「なんか面倒臭いやつだな・・・」と思われるかもしれませんが、SEOに関するすべての軸となる考え方なので、じっくりお読みください。

SEO対策とはなにか?

SEOの概要

SEOとは「Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)」の頭文字を取ったもので、日本語に直訳すると「検索エンジン最適化」となります。

一般的なイメージでは、「検索結果上位に表示するためのスキル」という感じですよね。なので、直訳での検索エンジン最適化は、どういう意味?と思うかもしれません。

これは、「検索エンジンに対してホームページを最適化すると、その結果、検索結果上位に表示できる」という意味です。分かりにくいですよね(苦笑)これはSEO対策の本質理解と関係してきます。後でしっかり理解できるように説明していきますので、このまま読み進めてください。

SEOの目的

SEOの目的は、ずばり売上アップですよね。

検索結果の上位に表示することはないですよね。上位表示した結果、クリックして見てくれる人が増えて売上アップに繋がる。だからこそ、ホームページを作ったら、検索上位を獲得しようと、1つでも上の順位で表示できるように、熾烈な競争が行われるわけです。

検索結果一覧の表示

普段見慣れているかもしれませんが、念のため確認しておきましょう。

検索結果一覧には、広告、地図、検索の3つの順番で表示されます。一番上は広告です。最大4つの広告が表示されます。その下は地図です。地域ビジネスや店舗ビジネスに関連する検索の場合にのみ表示されます。例えば、飲食店や病院、美容院などをイメージしてください。その次が検索です。

広告がMAXの4つあり、地域・店舗ビジネスで地図があってとなると、意外と検索の表示エリアは下の位置からになります。それでも、やはり検索表示エリアの中で上位の順位を獲得することは、売上に大きなインパクトを与えます。

検索順位によってどのくらいクリック率が変化するかは、別記事でお伝えします。

SEOの昔と今

SEOの今と昔

今の時代のSEOの本質を理解するために、ちょっとだけ一昔前のブラックなSEOについて知っておきましょう。Googleがなにが良くて、なにがダメだと考えているかの理解に役立ちます。

GoogleがNGのブラックな昔のSEO

今までGoogleはさまざまな大規模なアルゴリズムのアップデートをしてきました。その中でも特に、今の正攻法のSEOが主流となるきっかけとなった2つのアップデートを説明します。この2つのアップデートをきっかけに、ブラックなSEOをするブラックハットSEOが減ることになりました。

■パンダアップデート

質の低いページの検索順位を下げて、質の高いページの検索順位を上げるためのアップデートです。詳しい内容を知る必要はないですが、自動的に作ったコンテンツや他のサイトから無断でコピーした重複コンテンツなどは質が低い評価となり検索順位が下がるというものです。

■ペンギンアップデート

ただ単に外部リンクがたくさん貼られたサイトの検索順位を下げるためのアップデートです。外部リンクというは、他のサイトに貼られたあなたのサイトへのリンクのことです。それまでは外部リンクの数が多ければ多いほど信頼性が高く質が高いとGoogleは評価していました。

そのため、外部リンクをお金で買ったり、自分で中身のないサイトをたくさん作って検索順位を上げたいサイトにたくさんリンクを貼ったようなサイトの検索順位が高くなっていました。それは検索する人に有益ではないので、質が低いコンテンツとして検索順位を下げることになりました。

Googleが目指すホワイトな今のSEO

このような流れがあって、現在は小手先のテクニックやノウハウを使うのではなく、正攻法でSEO対策をするホワイトハットSEOが主流となっています。正攻法とはなにかと言うと、「自然に誰かが外部リンクを貼ってくれるような、質の高いコンテンツを作る」ということです。

上記のアップデートは2011年、12年の頃のものですが、それからも毎年コアアップデートが実施されています。当社のお客様の検索順位が、コアアップデートによって変動することがなくったため、2021年~2022年くらいで「質の高いコンテンツ」について、アルゴリズムがほぼFIXしたと考えています。

SEOの本質は検索ユーザーファーストのコンテンツ

検索ユーザー

先ほどから何回か「質の高い」という表現を使っていますが、質の高いコンテンツとはなんでしょうか?ここにSEOの本質があります。

そもそも質が高いというのは、誰にとってかというと、検索する人(検索ユーザー)にとってです。では、どんなコンテンツが検索する人にとって質が高いのかというと、検索目的をより良く満たしてくれるコンテンツです。検索目的は、検索意図とか検索ニーズと置き換えて読んでくれて大丈夫です。

要は、検索ユーザーファーストでコンテンツを作りましょう、ということです。

検索ユーザーが解決したいことに対して、解決するのに役に立つ・価値がある情報を提供しましょう。また、分かりやすく、簡単に、ストレスなく閲覧できるようにしましょう。そうすると、検索する人の満足が得られます。

SEOのテクニックやノウハウを駆使して作っても、薄っぺらい内容であったり、ありふれた平凡な内容であれば、上位に表示されません。そういう意味では、最強のSEOはコンテンツ作りにあります。

SEOのテクニック・ノウハウ

まずは何よりもコンテンツ、内容が重要ということはお分かりいただけたと思います。

その上で、上位表示するためには、やはりテクニックやノウハウを知って実践する必要があります。
大きくはホームページの内部で実施できるものとホームページの外部で実施するものがあります。前者を内部SEO、後者を外部SEOと言います。

外部SEOは、先ほど書いた外部リンクのことです。外部リンクは、コンテンツの質と量の問題もありますし、なにより相手がある話なので難易度が高いです。

まずは自社(自分)に閉じてできる内部SEOをしっかり対策するようにしましょう。

内部SEO対策と外部SEO対策については、別記事でお伝えします。

その他:意識しておくと良いこと

SEOの最新情報に常にアンテナを張る

検索アルゴリズムは日々変更されています。先ほど、Googleは年に3、4回コアアップデートという大きなアルゴリズムの変更をすると書きました。多くの人に影響を与えるのはコアアップデートなので、そちらにばかり注目が集まりますが、アルゴリズムの変更は日々行われています。

検索する人に「より役に立つ、価値を感じてもらえる」情報を提供できる検索エンジンにすることが、GoogleやMicrosoftなどの検索エンジンを提供する会社にとって重要です。そのため、少しでも良いサービスになるように、我々事業者と同じように、日々改善に努めているのです。

そのため、コアアップデート以外でも、実は大切なSEO情報というのもあります。ですので、最新情報にアンテナを張るようにしてください。

最新のSEO情報は、海外SEO情報ブログが役に立ちます。もし、英語でも大丈夫であれば、The Moz Blogが有名なので見てみましょう。

余談ですが、海外SEO情報ブログとThe Moz Blogに対して、このページから外部リンクを貼ったことになります。なぜ外部リンクを貼ったかというと、絶対に役に立つと思うからです。こういう感じで、他のサイトから外部リンクを自分に貼ってもらえるような情報発信ができるのが理想ですね。

最高のSEOの学習教材は実践すること

ネットや書籍でいくら勉強しても、机上で学ぶだけでは、使えるノウハウ・スキルにはなりません。これは、SEOに限った話ではありませんが。

一番学びが多いのは、やはり実践です。読んで学んだことは、すぐに実践しましょう。実践したら、その結果をGoogleアナリティクスとサーチコンソールで数値を把握します。数値をもとに問題の仮説を立てて、改善して再度実践しましょう。結果が変わったか確認して、また同じサイクルを回しましょう。

Googleアナリティクスとサーチコンソールのデータの見方は、別記事でお伝えします。

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