テンプレートで採用サイトを作って求人応募があつまる会社とは?

求人・採用

From:馬場 宏

溝の口のオフィスより、、、

最近、ホームページを自分で作れるツールで、〇〇テンプレートってたくさんありますよね?
例えば、士業用テンプレート、整体院用テンプレート、病院用テンプレートとか。

最近では、企業の人手不足を背景に、採用(求人)テンプレートを販売する会社が増えてきました。

しかし、採用(求人)テンプレートを買ってホームページを作っても、求人応募が全然こない、そんな話をよく聞きます。

なぜ、求人応募がこないのか?それには、明確な理由があります。
この記事では、採用(求人)テンプレートで採用サイトを作ったのに求人応募がこない理由を説明します。

採用(求人)テンプレートを使うメリット

まず、テンプレートを使うメリットをお伝えします。
求人応募を獲得するという目的を達成できないケースが多いですが、かといってテンプレートを使うことにメリットがないとそうではありませんから。

テンプレートを使うメリットは、

・採用サイトを簡単につくれる
・採用サイトを安くつくれる

大きくこの2つになるでしょう。

なにかを売る時に、「安い」「早い」「簡単」の3つがあると、すごく売りやすくなると言います。最低でも1つは満たしていないと、なかなか売るのが難しくなります。

テンプレートは、「安い」「簡単」の2つを満たしているので、人手不足に悩んでいて、求人広告を出しても応募が来ないと悩んでいるなら、思わず飛びつきたくなる、そんな魅力がありますよね。

採用(求人)テンプレートのデメリット

では、次に反対のテンプレートを使うデメリットをお伝えします。

採用(求人)テンプレートは、あくまでテンプレートであること、です。

テンプレート化されているので、プログラムの知識がなくても誰でも簡単に採用サイトを作ることができます。これは、メリットの「簡単」にあたる部分ですね。

でも、当たり前ですが、採用サイトの中身は自分で考えなければなりません

中身を自分で考えることで、かえって時間がかかってしまい、人件費を考えたら外注するより高くなることもあり得ます。こうなったら、テンプレートで採用サイトを作る意味がなくなってしまいます。

テンプレートを使うのに向いている人(企業)

採用サイトを作るときに必要なスキルは、プログラムの知識だけではありません。もちろん、ホームページを作るだけという制作会社もありますが、ここではあくまで求人応募を獲得するという目的を達成するホームページを作るのに必要なスキルを考えます。

では、ほかにどんなスキルが必要になるのかというと・・・

・マーケティング
・ライティング
・求人ノウハウ

求人採用の場合でも、マーケティングのスキルは必須です。あなたの会社の見込み求職者が、どんな人なのか知らずに成果の出るホームページは作れません。

求職者を理解したうえで、求職者の興味・関心を惹き、是非応募したい!と思ってもらえるように自社の魅力をあますことなく伝えるライティングのスキルも必要です。

そして、そもそもの人材を獲得するためのノウハウも当然に必要になります。

逆に言うと、

マーケティング、ライティング、求人ノウハウがある人(企業)であれば、テンプレートを使って採用サイトを作るメリットを最大限に受け取れるので、テンプレートを使うのがおススメです。

中小企業にとって求人応募の獲得は難易度:高

2,3年前までなら中小企業でも、例えば、Indeedで募集をかければ応募が何件もきていました。そこまで求人広告の文面が洗練されていなくても。

でも、今は違います。
刻一刻と求人環境は変わっています。

しかし、未だにIndeedと自動連携できる機能があるテンプレートだから、すぐに応募を獲得できる、みたいなメッセージを書いている会社もあります。

業界・業種によって強い求人媒体があるのは事実です。
そうした特定の業界・業種で強い求人媒体は、それを使うのは前提で、他の会社と比べていかに自社の魅力をうまく伝えていくか?が勝負になります。

つまり、どの媒体を使って求人募集するかが問題ではないのです。
その媒体をつかって、いかに求職者に魅力を感じてもらえる内容を発信できるかが問題なのです。

この媒体をつかえば応募くる、なんて言えるような簡単なものではないのです。
中小企業にとって、人材獲得はかなり難易度が高いものなのです。

その事実を冷静に、客観的にとらえる。
そして、どのようにして求人応募を獲得するかの戦略を立てる。

これが大切です。

あなたの会社の人材獲得の戦略は明確になっていますか?

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