イメージコンサルタントで起業して稼げない人の7つの共通点とは?

マーケティング

この記事は、こんなことを思っている人のお役に立てます。

「売上が思ったように上がらない」、「集客ができない」と、〇〇集客系(インスタ集客など)についつい目が行ってしまいますよね?でも、思ったように売上をあげられていないなら、特定の媒体に特化した方法ではなく、あらゆる媒体で共通する本質を理解することをおすすめします。

本質を理解して、問題点を1つずつ改善していくことで、稼げるイメコンになれます。たくさんのお客さんにサロンに来店してもらって、感謝の声をたくさんもらえる。こぼれるような笑顔をたくさん見れる。予約の取れないイメコンになれたら嬉しいですよね?

最後まで読んで参考にしてください。

イメージコンサルタントの難易度

まずは現状把握をしっかりしましょう。イメージコンサルタントが起業して成功する難易度を把握するために、イメコン業界の事業ライフサイクルを考えてみましょう。ちなみに事業ライフサイクルは、導入期・成長期・成熟期・衰退期の4つのステージに分類できます。

イメコンさんと話をすると、多くの人が成長期だと思っています。理由は、パーソナルカラー診断や骨格診断などの診断は、いまだにいろんな雑誌で何度も特集されているからです。たしかに、そういう意味では、診断の需要はまだまだ高い水準にあると言えます。

一方で、ファッションで悩む人の役に立ちたいと、スクールで診断スキルを身に付けて、イメージコンサルタントとして起業する人が急激に増加しています(起業までしないけど、休みの日などに副業でやる人も含めると、本当にすごい勢いで増えています)。

現状は、需要は堅調に多いまま推移しているけど、供給(イメコンになる人)の方が早いペースで増えています。また、集客に苦戦しているイメコンが多くいると聞くため、成長期の後半と推測されます。個人的には、成熟期に限りなく近づいた成長期後半だと考えています。

成長期後半の特徴は、商品がコモディティー化して低価格化が始まります。一般的には、存続のためには専門化・ニッチ化が必要な段階になります。イメコン業界は、既に低価格化が目立つようになっています。まとめサイトで紹介されているサロンでは、パーソナルカラー診断を1万円を切る価格で提供しているサロンが増えています。

成熟期になるとさらなる競争の激化、それによる低価格化が進んでいきます。低価格でも利益を出していけるのは業界大手です。薄利多売は大手だから取れる戦略。これはどの業界でも同じです。ここ3年くらいで低価格で顧客の囲い込みをして、急激にスタッフ数と店舗数を増やしているサロンがいくつかあり成長を続けています。

こうした状況を踏まえると、イメコン業界はかなりレッドオーシャンに近くなっており、イメコンとして成功する難易度は高くなっていると言えます。

イメージコンサルタントが売上をあげる基本構造

実はイメコンに限らず、すべてのビジネスで共通なのですが、

この4つです。4つともきちんとできていれば、売上は簡単に上がります。できていないところに稼げない原因があります。

失敗1.売れる商品(コンセプト)がない

多くのイメコンさんのホームページを見ると、メニューが「パーソナルカラー診断」「骨格診断」「同行ショッピング」・・・といったようなサービスが載っています。しかも、診断の説明内容はどこのサロンを見てもほぼ同じです。これでは、残念ながら売れません。

売れるようにするには、商品コンセプトが必要です。

先ほど成長期後半は専門化やニッチ化が存続には必要と書きましたが、商品コンセプトを作るために、「誰のために」「どのように役に立つ」のか、まず決めてください。ある特定の人が見たら、詳細の内容を確認せずにはいられないような、興味・関心を強く惹くようなコンセプトが必要です。

失敗2.興味や関心のある見込客があつまっていない

失敗2-1.今すぐ客ばかりあつめている

お客様は、「今すぐ客」と「そのうち客」の2つに分けることもできます。

文字通り、「今すぐお客様になりそうな人」と「そのうちお客様になる可能性のある人」です。

起業したばかりの頃は、早くお客様を獲得したいので、「今すぐ客」ばかり集客しようとしてしまいます。でも、「今すぐ客」はすべてのイメージコンサルタントがお客様にしたいと思っているので、獲得競争はとても厳しいものになります。

しかも、厳しい獲得競争を勝ち抜いたとしても、獲得できるお客様の数は決して多くはありません。なぜなら、今すぐ客とそのうち客を比べると、圧倒的に今すぐ客は少ないからです。もともと少ないパイを、多くのイメージコンサルタントと獲りあう形になります。

失敗2-2.そのうち客があつまっていない

ブログやSNSで発信することで、今すぐ申し込むほどではないけど、興味・関心はあるという人に知ってもらう活動は多くのイメコンさんがしています。ってことは、そのうち客をあつめられているということじゃないの?と思ったかもいると思います。

基本構造を見直して欲しいのですが、次にあるのは「見込客にセールスする」です。つまり、セールスできる状態に「あつまっている」かが重要です。

たとえばインスタでフォローしてもらっていたとして、フォロワーの人にDMでセールスできますか?いきなりセールスしたらフォロー解除される確率が高いですよね。フォローしてもらって、あなたのことを気に入ってくれた人には、さらにLINEで友達になってもらうみたいな感じで、セールスしやすい環境を整えていくことが大切です。

失敗2-3.見込客のことを理解していない

起業したら、ペルソナを決めるとか、ターゲットを明確にするとか、よく言われると思います。

正直、呼び方や定義はどうでも良いです。大切なのは、お客様のことを理解することです。ただそれだけです。なにも難しく考える必要はありません。

友達でパーソナルカラー診断に興味をもっている人がいるとします。いろいろと普段から話を聞いていて、なんでパーソナルカラー診断に興味があるのか?毎日のコーディネートやファッションでどんな悩みがあるのか?どうなったら嬉しいのか?を知っていたら、売るのは簡単だと思いませんか?

お客様のことを理解すればするほど、売上があがるようになります。

しかし、多くのイメージコンサルタントの方は、お客様を理解することよりも、診断スキルの方に気持ちが向いてしまいます。お客様が増えないと、12タイプ診断だからかな?16タイプ診断にしないとダメなのかな?みたいな感じで、サービスを改善する方向で考えてしまいます。

そうではなくて、できる限り多くの見込客に会って直接話をして、お客様を理解しましょう。異業種交流会やお茶会でもいいので、積極的に参加して、見込客を見つけて話をしましょう。

目的は、あくまでお客様は「どんなことに悩んでいるのか?」「どうなりたいのか?」「なにが知りたいのか?」などを理解することです。なので、想像するのは絶対にやめましょう。想像は想像の域を出ず、事実ではない可能性があります。直接話せば、事実が分かります。

ブログを書いたり、SNSで投稿するにも、お客様を理解していると、お客様に響く内容になります。お客様を理解していない内容だと、誰の関心も集まらず、スルーされてしまいます。

起業を失敗に終わらせないためには、一度理解したらお終いではなくて、時代や環境によって変わっていくものなので、常にお客様のことを理解しつづけることです。

なたが解決する。その結果、お客様がなりたい姿、ありたい自分になれる。そういうサロンになれば、起業して失敗することはないでしょう。

失敗2-5.難易度MAXのツールで集客している

無料のツールを使った集客は、集客難易度がMAXになります。

無料で使えるツールは何かというと、代表的なのはブログとSNSです。イメージコンサルタントの方にどうやって集客しているのか質問すると、99%の人がブログを書いている、インスタ(やFacebook)に投稿している、と答えます。イメコンスクールで教わるのも基本この2つなので。

誰だって無料でお客様を集められたら最高です。なので、起業したらブログとSNSを頑張る!という人は本当に多いです。でも、ほとんどの人が同じ方法をやるので、めちゃくちゃ競争が激しくなります

ブログ記事であれば、検索結果1ページ目までに入らないとほとんどアクセスは発生しません。記事の改善を繰り返して品質を高めている人たちと戦って、TOP10に入るのはとても大変なことです。

インスタで1日に3投稿し続ければ、いいねやフォロワーは増えます。でも、お客様になる人はそうそういません。イメージコンサルタントで同じような投稿をしている人がいたり、お客様の数が少ないと最強のコンテンツであるビフォーアフターを投稿できる数が限られるためです。

無料ツールでうまく行く人は、「得意なことはビジネスです」と答えるような、ビジネスの天才みたいな人です。マーケティングやライティングに天性の才能がある人です。そうでない人は、戦略的にブログとSNSに取り組まないと時間ばかりかかることになります。

読まれないブログといいねだけが付いた投稿が残るだけでは、起業は失敗に終わってしまいます。

集客方法はブログとSNSだけではないので、自分に合った方法を探すことが大切です。交流会だけで集客が完結する、人当たりが良く誰にでも好かれるコミュニケーションが得意なイメコンさんもいます。

失敗3.見込客にセールスしていない

見込客にというか、基本的にセールス、売る行為がめちゃくちゃ少ないです。

これだけは絶対に勘違いしてはいけませんが、SNSでサロンの紹介したり、ビフォーアフターを載せるのはセールスではないです。もちろん、ブログも。結構いるんです、「どうやって売っているんですか?」って聞くと、インスタです、ブログです、って答える人。

さきほども書きましたが、見込客としてあつめられていないと、セールスできないんです。なので、まずは見込客として連絡先を取得できる状態にあつめることが先です。ここができたら、定期的にセールスするだけです。セールスができないのは、セールスできる状態の人がいないから、きっとあなたも気付いていると思います。

失敗4.お客様にリピートしてもらっていない

診断だけをやっているイメコンさんは、ほぼ1回限りで終わってしまってリピートしてもらえていません。その原因は、リピートするための商品がないことです。でも、診断は何回も受けてもらうモノではないので・・・と答えるイメコンさんがほとんどです。

はっきり言いますが、診断を売っている限り、この問題は解決しません。

どんな人のどんな問題を解決するために診断をしているのか?診断のための診断をしてはいけません。問題解決の方法として診断をしているはずです。お客様が抱えている問題を洗い出しましょう。あなたが解決できる問題があるはずです。それを商品ラインナップに加えましょう。

また、リピートがなくて新規客だけ集めるということは、毎月、売上見込みが0円からスタートします。これは正直、相当気持ち的にキツイです。お客様が獲得できないと売上0円の状態が続くので、「もう10日かぁ。どうしよう・・・」みたいな感じで、焦りの気持ちを抱えながら過ごすことになります。

イメコンに限らず、売上に占めるリピーターの比率が増えないビジネスは確実に失敗します。

まずはお気軽に
ご相談ください。

対面またはオンライン(ZOOM)で、
お話をじっくり聴かせていただき、
真摯にご回答させていただきます。

ページトップへ