RLM
From:馬場 宏
溝の口のタリーズより、、、
昨日の商談での話。
「僕だったら、専門家の言うことを聞くけどね。言うこと聞かない人がいるの?」
これ、どんな文脈で出てきた話かというと、
トップページのヘッダー画像にどんな画像を使うか?という話。
地域の小さな不動産会社が、ヘッダー画像に、
・みなとみらいの写真
・新宿の超高層ビル群の写真
みたいなのを使っているけど、ああいうのってどうなの?と。
私からは、ヘッダー画像に必要な要素は、
その画像だけを見てなんのビジネスをしている会社のホームページかわかること。だから、当社で作ると、そういうビジネスとつながらない写真は使いません。とお伝えしました。
でも、小さい会社が大きな会社に見せようとして、無意味にそういう写真をどうしても使いたいと言ってくることがあります。
他にも、ヘッダー画像を最近だと動画にしたり、画像を複数枚スライド表示する場合がほとんです。
でも、これ、集客目的のホームページでは使いません。ヘッダー画像上のヘッドライン(キャッチコピー)が目立たなくなるからです。紙の会社案内のインターネット版で、目的も明確でない場合しか当社では基本使いません。
でも、そういう方が格好良いから、動画にしたい、写真を5枚くらいスライドさせたい、そういう要望はよく言われます。
そのたびに、目的と大切なことはなにか?についてお話をするのですが、どうしても譲らないお客様もいらっしゃいます。
そういう場合は、お客様の要望を立てつつも、ヘッドラインが目立たなくならないように、工夫を凝らします。それでも、静止画像に比べると圧倒的に目立ちませんが、やらないよりマシです。
昨日のお客様は、もともと同じような考え方をもっていただいていて、とにかくシンプルにわかりやすくしたい。
動画やスライド、スクロールで文字が浮かんでくるとか、そういうのはかえって見にくいので止めて欲しい、ということだったので、とても共感が得られました。
流行=結果が出る、ということではありません。
特にWEBの世界では。
はっきり言って、いろいろとごちゃごちゃ動きを持たせるホームページは制作会社の自己満足にすぎません。
集客や採用で成果を出したいなら、静止画像に目立つヘッドラインを書く、それが一番です。
あなたも、あなたのビジネスで、あなたが専門家としてこうした方が良いですよ、とお客様のことを思ってつたえたときに、、、
いえ、私はこうしたいので!と言われて、あなたの専門家としてのアドバイスを聞いてくれなかったら、ちょっと残念な気持ちになりませんか?
それで結果が出ればいいですけど、結果が出なければ、なんだか自分も責任を感じてしまいますよね。
ということで、やはり餅は餅屋。専門家の話には耳を傾けた方が良いです。
これは間違いないです。
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