仕事と作業を分けて管理する

RLM

From:馬場 宏
溝ノ口のオフィスより、、、

個人事業主や一人会社の社長によくありがちなのですが、仕事と作業を分けて考えないと、仕事がとれずに苦労することになります。

仕事と作業を分けて管理することで、自分が仕事をしているのか?作業をしているのか?を可視化して、仕事の時間を増やすことでビジネスは拡大できます!

まず、仕事と作業とは何かを定義しないと、なんのこっちゃ分からないですよね。

個人事業主や一人社長にとっての仕事とは、売上に直結することです。

たとえば、営業やマーケティングです。最大の仕事はマーケティングですね。

一方で作業とは、売上に直結しないことです。

たとえば、事務(総務的なことや経理的なこと)や目の前の本業の仕事です。

「目の前の本業の仕事」は、それで売上になるんだから仕事になるんじゃないの?と思う人もいるでしょう。目の前の仕事をしっかりこなす、お客様に満足していただくことで、売上があがるということで。ですが、これは間違った考え方です。

私がホームページ制作の仕事で、コーディングをしたり、フォトショップでの写真の加工やイラストレーターでのイラスト作成といったデザインをしたりというのは、それをいくら一生懸命やっても、その案件のお客様に対しての効果しかもちません。

ネイルサロンや整体院であれば、満足してくれることでリピートしてくれるので、次の売上に直結するじゃん、と思うかもしれませんが、新たなお客様獲得には直結しません。

いい仕事をすれば紹介してもらえるから、新たなお客様の獲得、売上アップに繋がる。だから仕事。とはなりません。紹介はコントロールできませんから。いつ紹介してもらえますか?その紹介でいつどれだけの売上があがりますか?答えられませんよね。

仮に、1日18時間ビジネスのために時間を使うとします。

で、18時間全部を目の前のお客様へのサービス提供にフルで使ってしまったら?明日のお客様をどうやって獲得しますか?

極端かもしれませんが、こういうことです。

1日12時間働くとして、6時間はお客様を獲得して売上を上げるための営業やマーケティングの活動をし、残りの6時間はお客様へのサービス提供の活動だとすれば、先々のお客様獲得ができそうですよね?

大切なのは、売らなければ売れない、ということです。

売るのは営業だけではありません。直接的な営業ではなくても、あなたの商品サービスを必要とする人を集めて欲しいと思ってもらうマーケティングも売るに等しい行為です。

起業したばかりの頃は、どうしても目の前のサービス提供をしていると、仕事をやっている感があって、充実しているように錯覚してしまうものです。

そうなると、サービス提供以外の時間をサービス品質を上げるための「作業」に使ってしまいます。もっとお客様に満足していただけるように、診断スキルをアップする!施術スキルをアップする!コーチングスキルをアップする!と・・・

でも、スキルアップしても、お客様がいなければそのスキルは使うことができません。

宝の持ち腐れになります。

今、お客様を獲得して、売上をあげるための「仕事」にどれだけ時間を使っていますか?私は起業した頃は自分の時間の使い方をまったく把握できていませんでした。でも、エクセルに毎日やったこと、それが仕事か作業かを付けて行ったら・・・

驚くことに、1日の9割以上を毎日「作業」に費やしていました。

可視化することで、日々強制的に「仕事」をする時間を確保するようになりました。そうすることで、お客様を安定して獲得して、売上を上げられるようになりました。

是非、このブログを読んだ今日から、エクセルにあなたの1日の業務を「仕事」なのか「作業」なのか、付けるようにしてください。そして、意識的に「仕事」の時間を作るようにしてください。

そうすれば、必ず売上を伸ばせますよ。

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