ビジネス弱者を狙ったリスト販売業者が販売するヤバすぎるリストとは?

その他

From:馬場 宏
川崎市高津区の事務所より、、、

メールボックスを見て、問い合わせフォームから来ていても、きっと営業メールなんだろうな・・・と思いつつも、心のどこかで本当の問合せかも?と思ってメールを開封して、やっぱり営業メールだった、、、_| ̄|○

みたいなことを、この記事読んでいるあなたも経験していることでしょう。

最近来た営業メールで、うちの会社では絶対買わないけど、こういうのに飛びついてしまう人もいるんだろうな・・・と思うものがありましたので、シェアしたいと思います。

リストを買う人はいるの?リストでなにをするの?

リスト販売業者って分かりますか?
簡単に言うと、営業をするための会社リストを売っている会社ですね。

たとえば、東京23区にある建設会社のリストであれば、どんな人が欲するかというと、、、
建設業の許認可をしている行政書士事務所や建設業向けの業務管理ソフトを販売している会社で、自社で営業先のリストがなく、新規開拓をしなければいけない、そういう状況の人ですね。

リストを買って、DMを送ったり、営業メールを送ったり、問合せフォームから営業したり、電話営業をしたり、飛び込み営業をしたり、営業手法はさまざまです。

今回、当社に来たのは問い合わせフォームで入力されたものでした。

リスト販売業者が販売してきたヤバいリストとは?

で、何の営業だったかというと、、、

ホームページをもっていない会社のリストを作成したので、新規開拓のために買いませんか?という内容でした。

どうですか、ヤバイと思いましたか?

自社のことじゃないので、ピンと来ないかもしれませんね。たとえば、
・塾を経営しているとして、塾に通っていない生徒のリストを作成したので、新規塾生の募集のために買いませんか?(現実的に作れないリストですけどね)
・顧問税理士と付けていない会社のリストを作成したので、新規開拓のために買いませんか?
と営業メールが来たらどうでしょうか?あなたも自分の仕事に置き換えて考えてみてください。

このリストの何がヤバいのか?

基本的に人は今までにお金を使ったことがないことには、積極的にお金を使うという判断はしません。

当社の例で言えば、ホームページをお金をかけて作ったことがない会社は、ホームページに価値を感じていなかったり、ホームページはあったらいいかもと思いつつもムダな投資にならないか不安で決断できなかったり、あるいは明確にホームページは不要だったり、、、そういう会社です。

こういう会社には、売るのは難しいです。

価値を感じていないのを感じてもらうようにしたり、本当に作って効果があるのか不安に思っている気持ちを解消したり、、、そういうのは大変です。特に高額になればなるほど、一度もお金を支払ったことがないサービスに投資するのは及び腰になります。

なので、ホームページであればリニューアルの方が断然売るのが簡単です。つまり、ホームページをもっていない会社ではなくて、ホームページはあるけど作成されたのが3年以上前の会社みたいなリストだったら新規開拓に使う価値があります。

何がヤバいかという答えはこれです。
さもめちゃくちゃ役に立ちそうに一見思えるリストと思わせておいて、、、
売るのが難しい、価値の低いリストであることがヤバい!

リストを使って集めるより集まる仕組みが大切

リストを買ってプッシュ型の営業をすること自体は否定しません。でも、やっぱりリストの中身次第ですね。中身次第ではやらない方がマシかと。

そしてそれよりももっと大切なのが、プッシュ型の営業で力技で集めるよりも、自然と集まる仕組みを作ることです。マーケティングをしましょう!ということですね。

売り切りのサービスならいいですが、当社のように密なコミュニケーションを継続的に取っていくような事業の場合、自社と考え方が合わない会社を力技で受注にもっていくと、まじめに疲弊します。ちょーーー疲れますし、最悪変なクレームに繋がりかねません。

ちゃんとマーケティングをして、自社に合った、自社の考え方を理解してくれている会社がお客さんになってくれると、そういうことがなくなり仕事も楽しくできます。精神衛生上、その方が良いですよね。なので、この記事を読んでいるあなたも、マーケティングをしてお客さんが集まる仕組みを作りましょう。そうすると仕事がもっと楽しくなりますよ!

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